桑谷一佳

          桑谷

作品について

私は、〝言葉にできない感情〟をテーマに卒業制作に取り組みました。
高校生の未熟な今の自分だからこそ存在する、人やものに対しての不安感を表すために様々な表現を追求し、これらを形にすることで自分の中にあるモヤモヤを理解できるよう努めました。
〝言葉にできない感情〟が作品を通して見た人に少しでも伝わると嬉しいです。

 

「変化I」

二つの顔

 

F20 油彩
自画像「変化Ⅰ」は、変化に対する不安感を表現しました。
変化が自分にもたらす影響や、自分を変えることへの怖さに気づき、変わることの第一歩としてこの作品を制作しました。

 

 

「変化Ⅱ」

後ろ姿

 

F20 油彩
「変化II」は自画像とは対照的に、変化に対しての期待と、変わりたいという意思を表現しました。
二作品とも変化の偶然性を表現するためにモダンテクニックを用いて制作しました。
また、自画像とのテーマの対比を強調するためにモダンテクニックの方法や、全体的な色合いに工夫しました。

 

 

「笑い方」

あ

 

F30 油彩
「笑い方」は人の笑顔に対する不信感を描きました。
普段笑顔によって隠されている様々な感情に気づいたときに感じる人への不信感を、表面上に見えている笑顔だけを用いて表現しました。

           

 

「隠蔽」

表情

 

F50 油彩
「隠蔽」は、将来や受験に対する様々な不安感を抱えながらも、私に明るく振舞ってくれている友人と接している時に感じた〝強さ〟とその影にある〝儚さ〟を一枚に描きました。
暗い表情を笑顔のレイヤーが上から覆い隠すように描き、明るい表情の中に時々チラつく暗い雰囲気や表情を表現しました。

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